さいたま市立中の生徒が感染、消毒のため2日間休校に
埼玉県内で24日、新型コロナウイルスの感染者が新たに9人発表された。1人はさいたま市が発表した同市立中学校の女子生徒で、県内で確認された感染者は延べ1073人となった。教室の消毒などのため、さいたま市はこの中学校を25、26日に臨時休校とする。市保健所の調査では今のところ校内に濃厚接触者はいないという。
さいたま市保健所によると、女子生徒に発熱などの症状はないが、同居する40代の自営業の父親が23日に感染が判明したためPCR検査を受けた。残る家族5人は陰性だった。女子生徒は23日まで登校していたという。
市は父親から感染したとみているが、父親の感染経路は不明という。父親の職場は市内だが、父親は市の聞き取りに対し、マイカーで最近、東京都内に出かけたと話しているという。その際はマスクを着用し、食事はしていないという。
県発表の感染者は5人。越谷市の20代男性と三郷市の30代女性は三郷中央総合病院(三郷市)の医療従事者で同僚にも感染者がいるという。ほかは蕨市の40代の外国籍の無職男性と同居の調理員の女性で、残る1人は「調査中」。また、23日に「調査中」とした7人は20~60代の男女で、同じ職場に陽性者がいた人が1人いたと明らかにした。
川口市は3人の感染を発表。うちトルコ国籍の50代と20代の無職男性2人は22日に感染が発表された同国籍の男性の同居人という。

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