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 奈良県吹奏楽連盟は24日、中止となった県吹奏楽コンクールに代わる独自大会を8月9、10日、9月12、13日の計4日間で開催すると連盟のホームページで発表した。高校生のみ演奏を競うコンテスト部門を8月10日に行い、ほかの日程は発表会形式とする。

 独自大会は「It’s My Music! 奈良県吹奏楽祭2020」。県吹奏楽連盟が主催する。8月は橿原市の県橿原文化会館大ホールで開催し、主に高校生が参加。9月は大和高田市のさざんかホールで開き、主に中学生が参加する。それぞれ演奏曲は任意の1曲のみで、今後、各校に参加を呼びかける。

 日程が合わない場合や、会場までの移動が困難な場合は、録画映像での出演もできる。演奏後は音楽の専門家による講評があるほか、コンテスト部門は優秀な演奏に金銀銅の各賞が贈られる。観客は入れるが、生徒の家族などの関係者以外は入場を制限する方向で検討している。

 県吹奏楽連盟は、5月に全日本吹奏楽コンクールなど全国大会の中止を受け、8月に予定していた県吹奏楽コンクールの中止を決定。その後、生徒が練習の成果を発揮できる大会の実施を検討してきた。

 県吹奏楽連盟の福島秀行理事長は「部員一人ひとりが『自分の音楽』を伸び伸びと奏でてほしいと願っています」と話した。(渡辺元史)