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 新型コロナウイルスの感染を防ぐ「使い捨てプラスチックガウン」を介護現場に送ろうと、広島県福山市内のNPOなどがクラウドファンディング(CF)で資金を募っている。今月末の締め切りを前に、関係者はPRに懸命だ。

 ガウンは、福山青年会議所(JC)の宇田貴美副理事長(35)が高校時代に同級生だった東京の医師から相談を受け、福山市の脳神経センター大田記念病院、ポリエチレン製品製造会社、東広島市のメーカーなどが協力して作った。「県内産」を売りにしている。

 このガウンを福山市内の介護現場に届けようと、認定NPO法人「福山シンフォニーオーケストラ」(松岡巌理事長)と、医療的ケア児を支援するNPO法人「えがおのまちづくりステッキ」(猪原健代表理事)が共同で5月15日からCFを立ち上げた。

 ガウンは表面を触らずに脱ぎ捨てられるのが特徴。歯科医師でもある猪原代表理事は「介護現場のクラスター(感染者集団)は医療崩壊につながる。絶対に防ぎたい」と力を込める。

 CF(https://readyfor.jp/projects/ppefukuyama別ウインドウで開きます)は30日午後11時締め切り。目標は約9万着分の1500万円で、24日までに800万円余りが集まった。JCの宇田副理事長は「介護現場を他人事ではなく自分事と思い、多くの人に協力してほしい」とPRしている。(燧(ひうち)正典)