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 新型コロナウイルスの国内感染者は24日、午後9時時点で新たに96人が確認され、累計で1万8192人になった。東京都と北海道で計3人が亡くなったほか、空港検疫で初めての死者が1人出て、死者は計969人になった。

 東京都で新たに確認された感染者は55人。50人以上は5月5日の57人以来、50日ぶり。国の緊急事態宣言が全面的に解除された5月25日以降最多となった。

 新宿区が接待を伴う飲食店などで行っている集団検査で判明した12人のほか、23日までに7人の感染者が出ていた人材派遣会社で新たに判明した9人が含まれる。都が把握する同社の14人は全員20代で、男性が8人、女性が6人。都は現時点で感染場所を特定できていないが、小池百合子都知事は「職場内というよりはその後で会合を持った時の陽性者の可能性が高い」と明かした。都は同じ職場に勤める人たちのクラスター(感染者集団)が生じたとみている。都内での1日あたりの感染者数は、7日連続で20人超となった。

 北海道では10人の感染が判明。うち9人は小樽市で確認された。市によると、日中にカラオケが楽しめる市中心部のスナックの利用客7人とその家族1人、経営者という。市はクラスターとみて濃厚接触者などを調べている。

 埼玉県の9人のうち1人は、さいたま市立中学校の女子生徒。市は同校を25、26日に臨時休校とする。今のところ校内に濃厚接触者はいないという。市保健所によると、生徒に発熱などの症状はないが、同居する40代の自営業の父親が23日に感染が判明したためPCR検査を受けた。残る家族5人は陰性だった。生徒は23日まで登校していたという。

 19日ぶりに感染が確認された群馬県の1人は、高崎市によると市外の私立高校に通う10代の男性で、濃厚接触者は同居の家族3人としている。微熱などの症状が出た17日から学校を休んでいたが、保健所は学校に依頼し、全生徒の健康状態の確認を進める。

 岡山県でも1人、44日ぶりに感染が確認された。

 北九州市で新たに確認された1人は、159件のPCR検査で判明した。

 空港検疫で初めて死亡が確認されたのは、70代の日本人男性。ブラジルから6日に羽田空港に着き、高齢で糖尿病があるため入院したところ、9日に重症化したという。