構成・榊原一生
新型コロナウイルス感染拡大で1年延期が決まった東京パラリンピック。世界最高峰の障害者スポーツ大会を見据える人たちが、思いを語ります。
来年に東京で開催されるパラリンピックを誰よりも楽しみにしています。一方で新型コロナウイルスの感染リスクがあることも、もちろん理解しています。
開催で最も優先されるべきは、選手を含む参加者全員の安全とリスペクトだと考えています。五輪やパラリンピックで選手らに何らかの感染被害が出るようなら、そこにリスペクトがあるとは言えません。今後の状況がどう変化するのかを見極める必要はありますが、安全第一のよりよい解決法が見いだされることを期待し、中止にならないことを願うばかりです。
拡大する男子走り幅跳び(義足T64)で8メートル38の跳躍を披露したマルクス・レーム(ドイツ)=2019年7月21日午後、岐阜市の岐阜メモリアルセンター長良川競技場、竹谷俊之撮影
3月末の大会延期の決定は、予想はしていました。ただ予想していたとはいえ、聞いた時はショックでした。今夏のために長い間、トレーニングをしてきたし、東京パラリンピックにすべてをかけて準備をしてきたんですから。心臓から血が出そうなくらいつらい決定でした。
でも自分にこう言い聞かせたの…
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