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再考2020⑨
新型コロナウイルスの感染拡大で、東京オリンピック・パラリンピックは1年延期となった。東京五輪の意義はどこにあるのか。立ち止まって考えてみたい。

豊かな時代、五輪前に終焉

 東京オリンピック(五輪)は、豊かな時代の最後の華やかなイベントになるだろうと思っていました。五輪後の日本は社会全体で世代交代が進み、経営に困るスタジアムだけが残され、バトンタッチされた次の世代が社会構造や成長戦略を一から変えなきゃいけない時代が来る、と。

 でも、新型コロナウイルスが現れ、五輪前に豊かな時代が終わってしまった。五輪を巡る環境も、人々が五輪を見つめる視線も、コロナの前後ですべてが変わったと思います。

 1年後に開催できたとして、たくさんお金を使い、豪華な五輪のままだったらどうでしょうか。世界中が困窮している。その中で、五輪だけが豊かさの名残のような姿を見せたなら、五輪の是非論に拍車がかかり、価値やブランド力はがた落ちでしょう。

 「こういう形に変えてきたならいい」と、国民が納得できる五輪に変えるべきです。エコスマート(必要最低限で賢く)かつエッセンシャル(必要不可欠)なやり方に変え、「コロナ後」の時代の象徴になり得る大会なら、開催の意義があります。

【動画】コロナ対策などで簡素化されることが決まった東京五輪。その姿とは?

不都合な情報、隠されたまま

 残り1年で本質的な部分をつく…

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