【動画】パラ陸上・女子走り幅跳びの中西麻耶=松本龍三郎撮影
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 新型コロナウイルス感染拡大で1年延期が決まった東京パラリンピック。世界最高峰の障害者スポーツ大会を見据える人たちが、思いを語ります。

《パラトーク》 走り幅跳び 中西麻耶(日本)

拡大する写真・図版パラ陸上世界選手権の女子走り幅跳びで優勝した中西麻耶

 東京オリンピック・パラリンピック開催を勝ち取ってから、7年が経とうとしています。この間、準備してくれた方々がいて、私は日頃、その方々と一緒に仕事をさせてもらっています。中止ではなく延期という形で残って本当にほっとしました。延期になっても、絶対に東京の舞台で最高の瞬間をみんなに見せたい――。その気持ちが途切れていないことを、ファンの方々にうまく伝えられたらいいなと思っています。

 コロナ禍に見舞われた2月以降、地元・大分への帰省も自粛して大阪を拠点に生活を続けています。陸上競技場が使えない代わりに、公園の芝生や人気の少ない道ばたのコンクリートで工夫をしながら練習を持続しています。私は自分の置かれた環境をすごく楽しめるタイプなので、苦労は感じていません。

 2007年に陸上を始め、08年の北京パラリンピックまで1年もないぐらいでした。北京が終わった後、本当はじっくり基礎練習をやりたかった。でも周囲は「パラリンピアンのくせに基礎? もう基礎なんてできているのが当たり前でしょ?」と見ていたようです。なかなか基礎に取り組めず、もどかしい時間を過ごしてきました。

拡大する写真・図版パラ陸上世界選手権の女子走り幅跳びで優勝した中西麻耶

 それがここ2、3年は基礎に充てる時間が増え、今年はもう最高に取り組めています。毎日が発見ばっかりで、できなかった動作ができるようになってきています。じっくり基礎を積むことができて、うれしくてたまらない感じです。

 これまで走り幅跳びの助走も1…

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