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 トヨタ自動車のディディエ・ルロワ元副社長の2020年3月期の役員報酬が12億3900万円だったことが、同社が24日に公開した有価証券報告書でわかった。前年より1億9700万円増え、3年連続で10億円を超えた。豊田章男社長は6300万円増の4億4900万円だった。

 報酬額は「固定報酬」と、賞与と株式報酬を合わせた「業績連動報酬」の合計。ルロワ氏は欧州トヨタ会長で、今年3月末までトヨタの副社長を兼務していた。固定報酬は前年並みだったが、賞与が前年より1億9500万円増えた。前年実施された役員賞与の一律10%カットがなくなったことが増額の主な理由という。

 豊田社長は、固定報酬が9900万円から1億6千万円に増えた。同社広報は「豊田社長の職務、職責、成果を改めて検討した結果、増額した」と説明している。役員報酬が1億円を超えたのは、2人のほか内山田竹志会長、早川茂副会長、小林耕士取締役、寺師茂樹取締役の計6人。(千葉卓朗)