コロナで中止ばかりなので… 夜の動物園「長めに」開催

本井宏人
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 愛知県豊橋市の豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)は、夏恒例の「ナイトZOO」を例年より1カ月早めて7月より始める。新型コロナウイルス対策のため大型連休を含む40日余り休園したことや、市内の夏祭りの多くが中止される中、園内一方通行などの感染対策を続けた上で、夏の夜を楽しめる場を提供したいという。

 ナイトZOOの開催日は7~9月の土、日、祝日と8月8~16日のお盆期間の計35日。例年は8、9月のみ開催するため、昨年より10日多い。開園時間も午後4時半~9時半とし、例年より1時間延長する。

 今夏の見どころは、春に新設されたばかりのライオン放飼場。夜行性のライオンが激しく動き回る光景が期待できるという。自然史博物館では照明を落とし、ライトを手に館内を巡ってもらう「くらやみ博物館探検」を初開催する。

 入園料は大人1400円(前売り1200円)、小中学生700円(前売り600円)。

 一方、ほとんどの遊具の営業を見合わせてきた遊園地エリアでも、7月4日から大観覧車などの営業を再開するが、一部の遊具は「密な状態」を避けるため隔週で営業する。(本井宏人)

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