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 新型コロナウイルス収束後の社会のあり方について、気候変動など環境問題に危機感を深める「グレタ世代」の日本の若者たちが25日、小泉進次郎環境相と意見交換した。「政治的な理由から先送りにしてきたエネルギー政策の難解な議論をこれ以上先送りにすべきではない」「環境政策の意思決定の場に若者の席を」など提言も受け取った。

 参加したのはスウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさんと連帯する若者組織「フライデーズ・フォー・フューチャー(FFF)ジャパン」や、自然と共生した社会の実現を目指す「生物多様性わかものネットワーク」など5団体のメンバー。小泉氏は冒頭で「コロナ後の社会を再設計していくにあたって、みんながいま思っていること、感じていることを聞かせてください」とあいさつ。約1時間、意見を交わした。

 小泉氏は昨年の気候変動枠組み条約締約国会議(COP25)の前にも若者らと意見交換した。その時の要望を受けて、今年6月には環境省として「気候危機宣言」を出した。要望した団体であるFFFジャパンのメンバー、大学2年生の堺大輔さん(19)は「明言してくれたことは非常に歓迎している。ただし、宣言の中に具体的なことが述べられているわけではなかった。今後、具体的な政策をいかに打ち出していくかにも注目していきたい」と話した。(水戸部六美)