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 米紙ニューヨーク・タイムズは25日、世論調査結果を公表し、11月の米大統領選の勝敗のカギを握る六つの激戦州のすべてで、民主党候補のバイデン前副大統領がトランプ米大統領を6~11ポイントリードしていた。トランプ氏は2016年大統領選で民主党候補のクリントン元国務長官を相手に、この6州すべてで接戦を制しただけに、今回は苦しい戦いを強いられている。

 バイデン氏はトランプ氏に対し、ペンシルベニア州で10ポイント、ミシガン、ウィスコンシン両州で11ポイントと2ケタの差をつけ、フロリダ州で6ポイント、アリゾナ州で7ポイント、ノースカロライナ州でも9ポイントリードした。全米でもバイデン氏に投票するとの回答が50%で、トランプ氏は36%だった。CNNの8日公表の世論調査結果でもバイデン氏がトランプ氏に14ポイントの差を付けていた。

 米大統領選ではほとんどの州が1票でも多く得票した候補が全選挙人を獲得する「総取り」方式を採用しており、共和、民主両党の支持層が拮抗(きっこう)する激戦州は選挙戦略上最も重要となっている。トランプ、バイデン両氏は激戦州での支持拡大に最も力を入れている。(ワシントン=園田耕司)