[PR]

 昨年7月の参院選をめぐり、地元議員らに票の取りまとめを依頼する趣旨で現金を渡したとして、公職選挙法違反(買収)の疑いで逮捕された前法相で衆院議員の河井克行容疑者(57)と妻で参院議員の案里容疑者(46)=いずれも自民党を離党=について、東京地裁は26日、勾留期限を29日から来月8日まで10日間延長することを決定した。

 東京地検特捜部は今月18日、夫妻を逮捕した。特捜部の調べによると、克行議員は案里議員を当選させる目的で、昨年3月下旬~8月上旬、地元議員や後援会・陣営関係者ら94人に約2570万円を供与。このうち、案里議員は克行議員と共謀し、3月下旬~6月中旬に5人に対して170万円を渡した疑いがある。

 克行議員は特捜部の調べに対し、一部の現金提供を認めつつも、「党勢拡大のためだった」「政治活動への報酬だった」などと買収の意図を否認。案里議員との共謀も否定している。案里議員も「違法な行為をしたことはない」と否認している。