拡大する写真・図版採取した水。ここから新型コロナウイルスが検出できるかを調べた(山梨大提供)

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 下水から新型コロナウイルスを検出することに成功したと、山梨大と北海道大の研究チームが26日発表した。下水からの検出が論文に報告されるのは国内初という。下水のモニタリングは、広範囲をほぼリアルタイムで観測できる利点があり、手法が確立すれば感染の広がりや「第2波」の覚知などに役立つと期待される。

 山梨大の原本英司教授と北大の北島正章助教のチームは3月17日から5月7日までの間の計5日間、山梨県内の下水処理場や河川から計13サンプルを採取した。これを濃縮し、PCR検査したところ、1サンプルからウイルスが検出された。

 このサンプルは4月14日に下水から採取したものだった。4月中旬は県内では新たな感染者の報告数が複数人に増えた時期でもあった。ウイルスが検出できなかった12サンプルの採取時期は、県内の新たな感染者数が0人や1人と少ない時期に重なっていた。山梨県の感染者は6月25日までに72人。少ない感染者でもウイルスを検出できる可能性を示したとともに、「症状がない人のウイルスを検出できた可能性もある」と原本さんは話す。

拡大する写真・図版採取した下水から新型コロナウイルスが検出できるかを調べる様子(山梨大提供)

 下水のモニタリングは、第2波…

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