渋野「死ぬほど練習しないと」 開幕戦まさかの予選落ち
渡辺芳枝
女子ゴルフの国内ツアー開幕戦アース・モンダミン杯(千葉・カメリアヒルズCC 6622ヤード=パー72)は26日、第2ラウンドがあり、プロ1年目の21歳田中瑞希が7バーディー、2ボギーの通算9アンダーで首位に立った。3打差で昨年の賞金女王鈴木愛ら3人が追う。通算5アンダーの5位に工藤遥加ら5人がつけた。畑岡奈紗、勝みなみは通算3アンダーの15位。
通算1オーバーまでの70人が決勝ラウンドに進出。渋野日向子は3バーディー、3ボギー、1ダブルボギーで通算2オーバーとし、予選落ちした。
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昨夏の全英女子オープン優勝以降では、国内ツアー2度目となる予選落ち。渋野日向子はいつもの笑顔を見せながら、言葉は「オフにやってきたこと、全て意味のないことだったのかな」と厳しかった。
開幕が4カ月遅れとなってできた長いオフ。特にロブショットに力を入れ、キャディーに「ちょっと見ておいてください」と宣言するほどの自信があった。だが、インスタートの18番パー5(523ヤード)で、グリーン奥ラフからの一打は、グリーン反対側までオーバー。「もっとましなアプローチができると思ったのに……。試合でできなきゃ意味がない」。思わずキャディーに頭を下げて謝った。
昼前から風が強くなり、渋野…