文・川野由起、写真・小玉重隆
拡大するかつてヤクザが来た時の逃げ道として使っていたという「開かずの扉」。横丁を管理する中央市場商業協同組合の理事長の佐藤守彦さんに特別に開けてもらった=仙台市青葉区、小玉重隆撮影
鍵のかかった開かずの扉。時代に取り残されたかのような、怪しげな雰囲気漂う横丁。そこには、長くつながる人情があった。
拡大する「開かずの扉」の先に続く廊下は物置として使われていた=仙台市青葉区、小玉重隆撮影
のれんの先にある通路は、蛍光灯に照らされてもまだ薄暗い。2、3人で並んで歩くのがやっと。棟続きの細長い建物には、焼き鳥店やビストロ、雑貨店など約100店。日が暮れると、炭火の香りや笑い声であふれる。
拡大する壱弐参(いろは)横丁。コロナで遠のいた客足が少しずつ戻ってきた=仙台市青葉区、小玉重隆撮影
仙台市青葉区のアーケード街の路地裏にある「壱弐参(いろは)横丁」。近くにある東北一の歓楽街・国分町の華やかさとは違って、レトロな雰囲気が色濃い。
6月中旬、仕事仲間と2軒目を探しに来た市内の会社員長嶺渉さん(47)は「安くておいしいところが多い」。1人でも他の客と談笑できる。「昼から飲んでいる人がいるのも魅力的」
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拡大する横丁で最も古いという中央市場商業協同組合の建物=仙台市青葉区、小玉重隆撮影
終戦直前の空襲で焼け野原とな…
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朝日新聞社会部