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 リニア中央新幹線の静岡工区が未着工になっている問題で、今月中の着工を求めるJR東海の金子慎社長が26日、静岡県庁を訪れて川勝平太知事と会談した。2人きりで1時間20分にわたって話し合ったが、従来の主張を繰り返し、結論が出ないまま終わった。

 午後1時25分、県庁の玄関で川勝知事に迎えられた金子社長は、緊張した表情で知事室に入った。会談の様子は、県ホームページなどで生中継された。2027年に品川―名古屋間で開業するため、ヤード(作業場)の着工を急ぐ金子社長は「トンネルは掘らない。ヤードをつくらせてほしい」と何度も詰め寄ったが、川勝知事は明確な回答を避けた。

 一方、工事現場付近に源流がある大井川の水の保全を訴える川勝知事が「(国の)有識者会議がトンネル湧水(ゆうすい)の全量を戻すのが難しいと判断したら、どうするのか」と尋ねると、金子社長は「水を使う人に手当てをして、大丈夫と言ってもらえるようにしたい」と応じた。川勝知事が「予期せぬことは起きる」とたたみかけると、金子社長は「技術を結集して乗り越えられると信じている」。リスク管理で互いの姿勢の違いが浮き彫りになった。

 リニアの意義についても議論し…

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