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 滋賀県高校体育連盟(県高体連)は26日、新型コロナウイルスの影響で中止となった県高校春季総合体育大会(春季総体)の代わりとなる大会を、7~9月に23競技で実施すると発表した。名称は「県高校夏季体育大会」。3年生には部活動の集大成の場となる。

 実施する競技は陸上競技、水泳、体操、ソフトテニス、卓球など=表。7月4日~9月20日に各競技ごとに1~6日間開催する。

 会場は、陸上競技は皇子山陸上競技場▽水泳は皇子が丘公園プール▽柔道、弓道、空手道は県立武道館(以上大津市)▽卓球はYMITアリーナ(草津市)▽サッカーはビッグレイク(守山市)――など。

 23競技とは別に、野球も7月18日~8月9日に独自の「夏季県高校野球大会」を開く。硬式は加盟する全53校(一部連合チーム)が参加する予定。軟式は2校が7月23日に守山市民球場で試合をする。

 一方、実施しないのは11競技。年末年始に全国大会があるバスケットボールとバレーボール、ラグビーは秋に県大会があり、3年生も出場機会があるためだ。相撲やヨット、自転車などは部のある高校が少ない。登山は各校で引退登山をする。定時制・通信制も実施しない。

 会場は原則「無観客」とするが、控え部員や3年生の保護者の観戦は各競技ごとに判断する。

 3年生は本来、6月ごろに開かれる春季総体が集大成の場で、多くの競技で「引退試合」となっていた。しかし、今年度は全国大会(インターハイ)とともに中止となった。

 県高体連の担当者は「3年生にとって、今まで部活動を続けてきて良かったと思える区切りの大会となれば」と話す。

 県高体連などは22日、三日月大造知事に支援を要望した。知事は「予算措置を含めて全面的に支援したい」と話し、感染対策として増える経費などの支援を検討する。(筒井次郎)