拡大する写真・図版Jリーグのガイドラインに沿った感染防止対策をしながら、無観客で行われたJ1鹿島とJ2町田の練習試合。客席にはマスク姿の控え選手が間隔をあけて座っていた=20日、カシマスタジアム

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 新型コロナウイルスの影響で公式戦を中断していたJリーグは27日、J2が再開し、J3は開幕の日を迎える。J1も1週間遅れて7月4日に再開する。同10日以降は段階的に観客を迎える予定だが、当面は無観客試合(リモートマッチ)となる。静かなピッチで戦うことになる選手たちは何を思い、試合を伝える映像中継はどうなるのか。

 「サポーターに応援してもらってこそのサッカー」。J1浦和のGK西川周作は力を込める。2014年、クラブが差別的な横断幕を放置した制裁として、リーグ史上初の無観客を経験。対戦相手のJ1清水で先発したMF竹内涼も、声援や歓声なしでは「気持ちが勝手に上がることはなかった」と振り返る。

 ピッチ上を飛び交う選手の声や監督の指示も、普段より聞こえやすくなりそうだ。13日の練習試合の後、浦和のFW武藤雄樹は「味方同士、声が通りやすいのは(無観客の)唯一のプラスポイントかな」。一方、相手にもこちらの意図や戦術が筒抜けになる可能性があり、「まあお互い様なんで、何とも言えないですけど」と感想を漏らした。

 J1ガ大阪の宮本恒靖監督は日本代表DFだった05年、ワールドカップ予選の対北朝鮮戦に、中立国タイで無観客のなか出場した。「サポーターの声援はホームなら後押し、アウェーなら脅威。無観客は試合を左右する緊張感が薄くなり、ふわっとした雰囲気になりがちなので、メンタル面の準備はしないと」と言う。

 サポーターは当面、インターネットやテレビを通じての観戦となる。27日に開幕するJ3で初のJ参戦となる今治の元日本代表DF駒野友一は「まずは無観客の雰囲気にのまれないことが大事」と気を引き締め、サポーターにこう呼び掛けた。「普段感じない選手の声だったり、選手同士がぶつかる音だったりを楽しみに見てほしい」

 J1セ大阪のFW柿谷曜一朗は「映像だからこそ巻き戻してプレーを見るなど違った楽しみ方もできる。またスタジアムに行きたいと思わせるようなプレーを見せたい」と意気込む。

 Jリーグでは来月10日以降、…

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