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 任期満了に伴う日本医師会の会長選挙が27日投開票され、中川俊男副会長(69)が新会長に選ばれた。5期目をめざした現会長の横倉義武氏(75)を破った。会長交代は2012年以来、8年ぶりとなる。

 中川氏は北海道出身。10年から副会長を務め、12年に発足した横倉体制を支えてきた。厚生労働省の中央社会保険医療協議会委員なども務めた経験がある。

 落選した横倉氏は福岡県出身で、会長職を4期8年務めた。安倍晋三首相や麻生太郎財務相ら政権中枢にも近いことで知られ、医療政策に影響力を持っていた。ただ、今回当選すると5期目になることから、医師会内には「多選批判」もあり、中川氏への支持が広がった模様だ。(久永隆一)