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 東京都国立市内の飲食店を支援しようと、自らもカフェなどを経営する一橋大の学生らが、クラウドファンディング(CF)を始めた。学生の街としてにぎわってきた国立に「恩返しをしたい」と支援を呼びかけている。

 CFを企画したのは、同大2年の松尾俊弥さん(19)と4年の樋口夏実さん(21)、津田塾大2年の大谷優季さん(20)。3人は、NPO法人「くにたち富士見台人間環境キーステーション」に所属し、国立市の富士見台地区の活性化に取り組んできた。法人には大学生や地域住民らが参加し、2003年から空き家となった店舗でカフェや野菜の地域物産の販売店などを開き、地域住民の交流や街の活性化といった街づくりを進めてきた。

 しかし、新型コロナウイルスの影響で法人が経営するカフェは4月から2カ月間休業した。さらに、松尾さんたちが日頃から通っていた飲食店も休業し、国立の街は静まりかえった。松尾さんは「社会全体にどんよりした空気が広がっていた。街のために支援をしたかった」と振り返る。

 6月11日から35店舗が参加して始まり、約2週間で目標額の200万円を達成。現在は400万円を目標にしている。支援は2千~10万円で、割引などが受けられるサポーターズカードなどがリターンとしてもらえる。松尾さんは「リアルな現場を知って飲食店の大変さを実感した。店主さんが喜んでいてうれしかった」と話した。

 CFサイト「キャンプファイヤー」から検索できる。プロジェクト名は「わがまちくにたちプロジェクト」。アドレスは(https://camp-fire.jp/projects/view/280952?list=food_last_spurt_page2別ウインドウで開きます)。29日まで。(金子和史)