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 工業系高校生が作品製作の正確さなどを競う「高校生ものづくりコンテスト佐賀県大会」が27日、佐賀市緑小路の佐賀工業高などで始まった。初日は旋盤作業や電気工事、電子回路組み立て、木材加工、測量の5部門に45人が出場。28日は自動車整備部門に7人が臨む予定。

 旋盤作業部門には、3年生3人と2年生3人が参加した。電動の旋盤に向かい、炭素鋼製の円筒状の部品2個を超硬合金のチップで慎重に削っていった。指定された寸法に近づける精度や、時間内に作業を終えられるかが評価の基準だ。

 唐津工業高の吉田幸市教諭(58)は「スポーツで言えば高校総体。放課後に2時間程度の練習を繰り返して臨む。集中力と、粘り強い精神力が必要です」と話す。今年は新型コロナウイルスの影響で九州大会や全国大会が中止になり、3年生には最後の舞台だった。(渡辺松雄)