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 春に種をまき、真っ白な花が咲いているうちに早刈りする夏そばの収穫が27日、栃木県鹿沼市上日向であった。10月に刈り入れる秋そばに比べて、青みを帯び爽やかな甘みがある。7月初めから市内の店で新そばが味わえる。

 生産者やそば店、製粉・製麺業者でつくる「鹿沼そば振興会」は、5年ほど前から夏そばに取り組み始めた。約100ヘクタールのそば畑のうち4割ほどで二期作栽培し、夏そばをつくっている。そばは湿気と熱に弱いため、梅雨の晴れ間をねらって収穫日を選び、刈り取った後は手早く乾燥機に運ぶ。

 今年は種まきの時期と収穫期の多雨に悩まされたというが、振興会の米山慎太郎会長(48)は「実なりも良く、すばらしい出来」と話していた。(中村尚徳)