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 第78期将棋名人戦七番勝負(朝日新聞社、毎日新聞社主催、大和証券グループ協賛)の第3局が25、26の両日、東京都渋谷区の将棋会館で指され、豊島将之名人(30)=竜王とあわせ二冠=が渡辺明三冠(36)に145手で勝った。劣勢の渡辺が懸命に追い上げて際どい勝負になったが、豊島が土壇場でしのぎ、名人初防衛に向けて大きな2勝目をつかんだ。

拡大する写真・図版名人戦第3局は38年ぶりに将棋会館で行われた=2020年6月26日夜、東京・渋谷、迫和義撮影

 「私が後手なら諦めています」

 26日午後2時20分。検討室にいた副立会人の阿久津主税(ちから)八段(38)がさじを投げた。先手の豊島が大きくリードを奪っていたからだ。「(午後6時からの)休憩の前に終わるかも」。そんな声も上がった。

 7五の角を▲6六角と引いたA図がその局面。次に▲3四歩で金を取る狙いがあるが、後手はそれを防ぐ手段が難しい。慎重な豊島が「自信が出てきた」と述懐するほど、差が開いていた。

 渡辺も「はっきりダメになった…

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