東京で60人感染 経路不明が半数超「第2波ではない」
東京都は28日、新型コロナウイルスの感染者を新たに60人確認したと発表した。5月25日の緊急事態宣言解除後、最多となった。60人に達したのは、5月4日の87人以来。都内の感染者数は今月24日に50日ぶりに50人台となる55人となった後、25日に48人、26日に54人、27日に57人と高い水準が続いている。
都内での感染者は累計で6114人、死者は325人。
28日に確認された感染者60人は、20代が33人と最も多く、30代が12人、40代が7人など。接待を伴う飲食店従業員ら「夜の街」関連は31人含まれている。現時点で感染経路が不明な人は39人という。
都の担当者は「ここ数日は高い数字が続いているが、20代、30代が大半を占めていて夜の街関連も多いという傾向に変わりはない。現時点では市中感染という段階ではなく、『第2波』という状況にもないと認識している」としている。
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