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 雨で倒れた木をチェーンソーで切断し、道の復旧や二次災害の防止に貢献したとして、福岡県警早良署(福岡市)は佐賀市三瀬村の農業園田隆寿さん(66)に感謝状を贈った。

 木が倒れたのは5月9日午後5時35分ごろ。福岡、佐賀両県境の国道263号の通称「三瀬峠旧道」で、雨の影響で高さ約10メートルの杉の木が倒れ、通行中の乗用車にぶつかった。乗っていた20代の男女にけがはなかったが、木が道路を塞いだため、約3時間通行止めになった。

 現場をたまたま通りかかった園田さんの長女が、「チェーンソー持ってるんだから、早く来て」と園田さんに電話で連絡してきた。車で10分ほどの所に住む園田さんは、チェーンソーと燃料を軽トラックに積み込み、現場へ。手際よく枝を切り落とし、幹を細かく切断した。

 山を所有している園田さんは、手入れのために定期的にチェーンソーを使うという。今月23日に早良署であった贈呈式で宮原修署長は「園田さんの素早い行動のおかげで多くの人が助かった」とたたえた。(宮坂知樹)