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池上彰の新聞ななめ読み

 「マスコミの世論調査って、どこまで信頼できるんですか?」

 私がよく聞かれる質問です。電話世論調査の仕組みを説明すると、「そこまで考えられているんですか」と感心してもらえるのですが、意外に多くの人が誤解しています。誤解内容は後で取り上げますが、不信感を増幅させる事実が明らかになりました。フジテレビと産経新聞社の合同世論調査で、調査委託先の業者が不正をしていたというのです。

 〈発表などによると、調査業務を委託されていたアダムスコミュニケーション(東京都)が約半分を再委託していた日本テレネット(京都市)の管理職社員が不正を主導した。実際に得た回答の居住地や年齢などを変える方法で架空の回答を作成していた。調査に対し、この社員は「派遣スタッフの電話オペレーターの確保が難しかった」「利益向上のためだった」「社内のほかの人たちも手伝った」などと説明したという。

 世論調査は、内閣支持率や新型コロナをめぐる対策など、政府の対応の評価などを尋ねるもので、毎回全国の18歳以上の男女約1千人が対象。不正は各回で100件以上、14回分で計約2500件に上るという〉(朝日新聞6月20日付朝刊)

 これは衝撃的なニュース。朝日…

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