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 新型コロナウイルスの流入を防ぐための国境封鎖を続ける北朝鮮に、中国から大量の民間資本が流入していると、北朝鮮の内情に詳しい複数の関係者が語った。国連の長期の経済制裁により、北朝鮮の外貨保有高は減っているとされるが、人民元の流入が外貨の減少幅を抑えるのに役立っているようだ。

 朝日新聞が入手した最近の映像では、中国国境に近い北西部の新義州で活発に建設作業が続いている。関係者の一人によると、中国の民間資本が入り、資材の多くも中国製だ。最近は「プロジェクト投資」と呼ばれる事業が増えており、国境封鎖後も投資の形で外貨が流入しているという。

 中国の企業や個人は平壌をはじめとした都市の商業ビル建設などに金を出し、営業開始後に得られた利益から定期的に配当を受けている。中国資本は、10余りあるとされる魚類養殖施設の建設にも投じられ、1件あたり数千万ドル(数十億円)の外貨が流入しているという。

 この関係者は「中国は配当を得られ、北朝鮮も事業を進められるうえ外貨も入る。この形式は今後も増える」とみる。国連制裁で北朝鮮への外貨送金ができないため、中国側は国境の川にこぎ出した小舟を使い、陸地や水上で北朝鮮側に現金を渡しているという。

 韓国の北朝鮮経済の研究者によ…

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