[PR]

 疫病よけの妖怪アマビエを描いた前菜、「三密」ならぬ「三蜜」を盛り込んだデザート――。札幌市中央区の「センチュリーロイヤルホテル」がこんなユニークなコース料理を考案、7月1日から宴会場で提供を始めた。新型コロナウイルスの影響で、宴会をちゅうちょする人が多いなか、落ち込んだ消費を盛り上げられるか。

総調理長、コロナ予防の願い込め

 料理は総調理長の金子厚さんが考案した。感染予防を意識した「新しい生活様式」を採り入れたサービスに合わせ、料理にもコロナ予防の願いを込め、様々な工夫を凝らした。

 前菜の「ポテトサラダ 生ハム 合鴨スモーク アマビエ見立て ソーシャルディスタンスを守って」は、ポテトサラダの上にパプリカの粉でアマビエをデザイン。のりの佃煮でかたどった三つの「足跡」で、社会的距離を表現した。

 「紅鮭とインカのめざめ サンマのマリネ サラダ添え 悪霊退散 花火仕立て」は、お米やオレンジからできたソースのぽつぽつで、「悪霊退散」の花火を表した。

 海の幸のトマトチーズリゾットは耐熱性のクッキングシートで包み、防御用シールドをイメージ。デザートは「三密」をもじり、白桃のシロップ漬けと蜂蜜アイスで「三蜜」を盛り込んだ。

 テーブル同士の間隔を広げ抗菌おしぼりを用意するほか、大皿でなく個々盛りにするなど、感染予防を徹底するという。

 料理は7品で、2時間飲み放題付き6500円(税・サービス込み)。予約は8人以上90人まで。11月30日まで。予約・問い合わせは同ホテル宴会営業部(011・221・3002)。(芳垣文子)