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 コロナ禍の様々な制限が緩和され、少しずつ日常が戻りつつあるなか、作家のあさのあつこさんは、学校の休校や公園の利用制限など、この数カ月間に大人が子どもたちにしたことについて、振り返るよう求めています。子どもたちの生活を一方的に奪い、その検証もしない社会に危機感を抱いているというあさのさん。「子どもを畏(おそ)れよ」と呼びかけます。

大人の力、「底割れ」感じる

 この春、学校の休校や公園の閉鎖、遊具の使用禁止などが続き、子どもたちの生活から多くのものが奪われていきました。それも突然のことで、目に見えない誰かから日常が奪われるという、とても怖い形でした。

 さらに、自粛警察という言葉もはやりましたが、法律的に取り締まるような形ではなく、大人たちがお互いが管理し合って、子どもたちから、大切な生活の基盤や自由を奪うという構図でした。

 大人たちは、果たしてその責任を感じているでしょうか。自分が右往左往していたこともあり、「命より大切なものはない」という大義名分を振りかざすだけで、子どもたちの生活にどう影響が出るのかまで、考えが及んでいなかったと感じます。

 その後も「いまはつらい状況だ…

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