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 30日に施行される改正道路交通法に新設されるあおり運転罪は、自転車も対象だ。被害車両の運転手が申告したり、警察官が現認したりして、ドライブレコーダーや防犯カメラの映像などで立証できた場合には摘発される。逃走するなどしたら逮捕される可能性もある。行政処分は3時間の有料講習で、3年間に2度摘発されたら受講を命じられる。

 改正道交法は、あおり運転を「通行妨害の目的で、交通の危険の恐れがある方法により一定の違反をする行為」と定めた。対象の違反10項目のうち、自転車については、ハイビームの継続と高速道路上の行為(2項目)を除く7項目が対象になる。対向車線に飛び出す▽車の前で急ブレーキをかける▽運転手を挑発しながら蛇行運転をする▽しつようにベルを鳴らす――などで、交通の危険を生じさせる恐れがあれば該当する可能性がある。

 行政処分では、14歳以上の自転車の利用者に3時間の有料講習を課す「危険行為」にあおり運転が追加された。3年間に計2回摘発されると公安委員会から受講を命じられる制度で、これまでの対象は信号無視や酒酔い運転、ブレーキ不備など14項目だった。(八木拓郎)