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 新型コロナウイルスをはね返そうと、北海道北見市の北網圏北見文化センターでミニ企画展「馬の蹄鉄(ていてつ)と厄除け」が開かれている。馬のひづめを保護する蹄鉄は欧州で出入り口にぶら下げると魔よけと幸運のお守りとされており、これに習った。8月23日まで。

 蹄鉄は29種41点を展示。U字や輪っかなど形は様々で、農耕馬や競走馬で使ったものという。3~4個の爪がある冬季の凍結路用をはじめ牛やロバ用もある。いずれも1982年に市内の装蹄師(そうていし)が寄贈したもので、今回が初公開という。

 同センターによると、欧州で幽霊やお化け、オオカミなどの野生動物は金物を嫌うと信じられている。戸口に印をつけて災いを避けたという旧約聖書の話などからお守りになったようだ。

 北見市には14年前まで競馬場があり、北見競馬の優勝メダル37点なども並べた。学芸員の市川岳朗さんは「蹄鉄になじみの薄い子どもたちには存在を、大人にはお守りの意味を知ってほしい」と話す。(三上修)