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 新型コロナウイルスの感染者を名乗る被疑者を確保するための山梨県警の訓練が29日、甲府市の緑が丘スポーツ公園であった。甲府署と韮崎署の署員計26人が参加し、防護服の着用方法や初動対応を確認した。

 甲斐市のショッピングモール駐車場で、被疑者の男が「俺はコロナだ。うつされたくなければ財布を置いていけ」と女性に言い、財布を奪い車で逃走。甲府方面へ逃げ、緊急配備を敷いて検問を実施するという想定で訓練をした。

 検問では、ゴーグルやゴム手袋、マスクを着用した署員が逃走車両に近づき、男の身元などを確認。車内から女性の財布が見つかり、緊急逮捕するまでの一連の動きを確認した。

 甲府署の牛田正地域課長は「新型コロナが絡んだ犯罪も予想される。素早く対応できるよう訓練を積み重ねたい」と話した。(玉木祥子)