拡大する写真・図版インタビューに答える評論家の荻上チキさん=2020年6月8日午後5時37分、東京都中央区、西畑志朗撮影

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 異例の長期休校中、「だれもが学校に行かない」という環境で、気持ちが安定していた不登校の子どもも多かったようだ。各地で学校が再開して1カ月近く。「ストップいじめ!ナビ」代表理事の荻上チキさんに、今後予想されることや学校に何が求められるかなどについて聞いた。

授業「遠隔参加」の選択肢広げて

 再開後、学校が通常モードになっていく中で、例年の年度初めや大型連休、夏休み後のような「連休明けブルー」が広がることを懸念しています。不安が増したり、「死にたい」と思う子が増えたりしないだろうかと。

 不登校の子にとって安心して休めた期間が終わり、「この機会に学校へ」と先生や親から「登校圧力」が再びかかる場合がある。不登校は覚悟が決まる前に親と子がせめぎあう「葛藤期」「衝突期」のようなものがある。「今日はどうするの?」「明日は?」とやりとりする時期にコロナに突入した場合は、そういうコミュニケーションがなくなるけれど、学校再開となったらそれがまた始まってしまう。

拡大する写真・図版インタビューに答える評論家の荻上チキさん=2020年6月8日午後5時31分、東京都中央区、西畑志朗撮影

 日本の教育の「通学中心主義」「学校中心主義」は変わらず、支援の多くは再登校をうながすもの。登校しない子向けに、「例えば家庭でもこんな勉強ができます」というような学習のオプションは相変わらず脆弱(ぜいじゃく)です。

 本来、憲法が保障する「教育を…

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