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 昨年7月の参院選をめぐり、前法相で衆院議員の河井克行容疑者(57)と妻で参院議員の案里容疑者(46)が公職選挙法違反(買収)容疑で逮捕された事件で、克行議員からの現金受領を一転して認めた広島県安芸高田市の児玉浩市長(57)が、周囲に辞職の意向を伝えたことがわかった。児玉市長は30日午後に臨時の会見を開き、辞職を表明するとみられる。

 児玉市長の後援会関係者によると、30日朝に児玉市長から「きょう辞意を表明する」との電話があったという。児玉市長は受領を明らかにした後、進退については保留していた。

 児玉市長は今年4月の取材に受領を否定。ところが今月24日に一転して認め、26日には丸刈り姿で会見して「話せなかったことを申し訳なく思います」と謝罪した。会見では、現金を受領したのは市長に転じる前、県議だったころの昨年3月末と説明。自身の事務所で克行議員から当選祝いの趣旨で30万円が入った封筒を受け取り、同5月末には車の中で30万円入りの封筒を渡されたと証言した。「どちらも案里氏への参院選の協力(要請)をにおわせるものだった」と証言していた。(東谷晃平)