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 麻生太郎副総理兼財務相は公明党の斉藤鉄夫幹事長と会談し、衆院解散・総選挙の時期について意見を交わした。麻生氏が今秋の解散が望ましいとの考えを伝えた一方で、斉藤氏は早期解散に慎重姿勢を示したという。

 会談は29日、国会内で約40分間行われた。衆院議員の任期満了が来年10月に迫るなかで、麻生氏は「年内に安倍晋三首相の手で解散するしかない。秋にやるべきだ」との認識を示した。野党共闘の態勢が整っていないことや、新型コロナウイルス対応で解散のタイミングを逃してしまう点を理由に挙げた。これに対し、斉藤氏は「まだ準備が整っていない」と応じたという。

 また、公明の山口那津男代表は30日の記者会見で「先般、(衆院選に向けて)ウォーミングアップを開始すると話したが、まだブルペンに入っている状況でない」と述べ、早期解散論にクギを刺した。(大久保貴裕)