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 宮崎県小林市細野の霧島岑(みね)神社で30日、半年間の罪やけがれをはらう「夏越(なごし)の大祓(おおはらえ)」があった。激しい雨のなか、地域住民ら約30人が集まり、社殿前に設けられた「茅(ち)の輪(わ)」を傘をさしながらくぐって「無病息災」を祈った。

 同神社は霧島信仰にまつわる霧島六社権現の一つ。この日はまず、上ノ薗富雄宮司が社殿内で、新型コロナウイルスの終息祈願祭を執り行った。その後、大祓に移り、住民らは人の形をした小さな紙の「形代(かたしろ)」に自身の罪やけがれを移し、神社に渡した。形代は節分の際に「おたきあげ」をして燃やすという。

 最後に外に出て「茅の輪くぐり」をした。「みなづきの/なごしのまつり/する人は/ちとせのよわい/のぶといふなり」という和歌を唱えながら、チガヤで作られた輪を作法に従ってくぐった。(神谷裕司)