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 今夏の甲子園大会が中止となったことを受けて開かれる夏季青森県高校野球大会(青森県高校野球連盟主催、日本高校野球連盟、朝日新聞社など後援)の組み合わせ抽選会が30日、青森市で開かれ、55チームの対戦カードが決まった。14日に開幕し、決勝は28日の予定。優勝チームは8月9日から宮城県石巻市で開かれる東北大会に出場する。

 抽選会の冒頭、県高野連の赤井茂樹会長は「甲子園にはつながらない大会ですが選手のみなさんは素晴らしい思い出、記録が残せる大会となるよう願っています」と述べた。

 新型コロナウイルス感染防止のため、抽選会には部員は参加せず、野球部の責任教師がくじを引いた。春の県大会が中止されたため、抽選はシード校なしで行われ、責任教師たちは手を消毒してからピンポン球のくじが入った箱に手を入れた。

 宿泊を伴わないよう配慮して試合の会場や日時を決めるため、この日決まったのは対戦カードのみ。1回戦の球場と日時は県高野連のホームページで1日に発表され、2、3回戦は1、2回戦が終了した日に順次会場と日時が決まる。

 球場はダイシンベースボールスタジアム(青森市営)、青森県営、はるか夢、八戸長根、メイプルスタジアムの5球場で、各球場とも1日2試合まで。

 ベンチ入りの登録選手数は、例年の青森大会と同じ20人。ただし、3回戦までは背番号16~20の登録選手を試合ごとに入れ替えることができる。

 今大会は新型コロナウイルスの感染防止のため、選手の検温を徹底し、原則として無観客で試合を行うなど、さまざまな対策をとって開催される。

 昨年の青森大会で優勝した八戸学院光星の小坂貫志部長は、「選手たちが窮屈に感じないようにサポートしていきたい」。県外出身選手も多く、県外から保護者が観戦に来ることも想定されることから、「保護者も周りも心配だと思うので、対策をしっかりやっていく」と話した。(武沢昌英、藤谷和広)

県大会で実施される感染拡大防止策

【選手・チーム】

○ベンチに持ち込むメガホンは監督用1本のみ

○水分補給は選手ごとにペットボトルなどを使用

○ベンチ前で円陣を組んで大声を出すことは自粛

○マウンドに集まる際はグラブで口を覆う

○校歌を流す際、大声での斉唱は禁止

○大会本部が試合ごとにベンチ、更衣室などを殺菌、消毒する

【観戦・応援】

○原則として無観客で実施する

○控え部員や学校関係者のほか、部員1人につき保護者2人の観戦は認める

○保護者の観戦は1チーム100人以内

○観戦者の検温を実施し、責任教師が名簿を提出する

○観戦者の座席は一定の間隔をあける

○観戦は入場時に消毒し、マスクを着用する

○大声での応援や鳴り物の使用は禁止。拍手は可

【報道】

○検温・消毒・マスク着用の上「3密」を避けて取材する

○試合後の取材は両チームの監督・選手各3人以内とし、指定の時間内に限る