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 県が2022年夏に新設予定の高知空港(南国市)の国際線ターミナルビルについて岩城孝章副知事は6月30日、県議会の一般質問で「(22年夏の)供用開始は難しい」と答弁した。理由については、新型コロナウイルスの影響で事業が見直しを迫られていることや航空需要の低迷を挙げた。

 国際線ターミナルビルは今年2月、県や有識者らによる検討会議で施設整備の構想がまとまった。総事業費は28億5千万円とし、今年度に設計を終えて21年度から建設工事に着手する予定だった。県の今年度の当初予算案には、設計委託料として1億4300万円を計上していた。

 県は新型コロナの感染拡大防止や経済対策を最優先事項とし、今後は設計予算を減額補正する可能性もあるという。整備日程の見通しについては、9月定例会をめどに方針をまとめる。(加藤秀彬)