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 JR四国は、新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ収入の回復を目指し、お得な割引切符を販売するキャンペーンを実施する。6月29日の定例会見で西牧世博社長が発表した。

 JR四国全線の自由席に乗り降り自由な「四国満喫きっぷ」を、通常より5千円安い8千円で7月1日から売り出す。土日祝日を含む3日間の利用が可能だ。

 土日祝日限定で、新幹線の「ひかり」「こだま」で大阪へ日帰り往復できる切符も、1日から通常より割引して販売する。

 高松発が8200円(通常9430円)、松山が1万500円(同1万2780円)、阿波池田9300円(同1万680円)、高知1万300円(同1万1950円)など。

 同社の5月の運輸収入は前年同月比74%減の7億6900万円で過去最低を更新した。厳しい経営環境を受け、役員15人が7~9月分の報酬を5~15%返上し、管理職120人の同期間の管理職手当を10%減額する。

 6月26日に新社長に就任した西牧氏は「こういう事態になるとは想像もしていなかった。悲観することなく、業務にあたっていきたい」と述べた。(大野正智)