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 埼玉県教育委員会は30日、来春の県内公立高校入試について、5教科の出題範囲を縮小して実施する方針を決めた。新型コロナウイルスの影響を受けた休校による授業の遅れに配慮した。7月10日予定の委員会までに具体的な内容を固める。

 県教委によると、出題内容などは各地域の学習状況などを踏まえ、有利不利が出ないようにするという。

 高校入試をめぐり、文部科学省は5月、出題範囲や内容などについて適切な工夫を講じるよう全国の教委などに通知。県教委は、公立中学校の通常授業が再開されたものの、地域ごとに再開日にばらつきがあることなどから出題範囲の縮小などを含め検討してきた。

 また、県教委は6月30日、来春の公立高校入試について、県立浦和や大宮など21校では、数学と英語の2教科で応用的な内容を含む「学校選択問題」を実施すると発表した。実施校は県のホームページにも掲載される。(山田暢史)