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 職員らへのパワーハラスメント問題で総長の解任を申し立てられていた北海道大学の名和豊春氏(66)が30日、総長を解任された。北大の総長選考会議が国に解任を求めてから1年を前に事態が急転した。名和氏はパワハラを否定し、処分取り消しを求めて裁判を起こすという。学内外からは大学が説明責任を果たしていないと批判が上がる。

 萩生田光一文部科学大臣は30日の閣議後会見で、名和氏の総長解任を公表。関係者によると、文科省は総長に適していない理由として、2017年~18年の28件の事案を挙げた。うち18件は「役職員に対する不適切な行為」で、大学職員らに対し会議などで威圧的で粗暴な言動による叱責(しっせき)や、理不尽な業務命令などを繰り返していたという。

 また、計画になかった総長室の移転工事を行わせたほか、予定行事を急に欠席することもあったという。萩生田文科相は「総長選考会議の申し出を重く受け止め、慎重に判断した。代わるべきだという意見が出たことが重いと思う」と述べた。

 名和氏は17年4月に総長に就…

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