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 来年1月に行われる大学入学共通テストの実施要項を、大学入試センターが30日公表した。コロナ禍による学習遅れに対応するために設けた「第2日程」(1月30、31日)は、高3生が希望し校長が認めた場合に選択できる。「第1日程」(同16、17日)の受験生も含めた大学への成績提供は、予定より約1週間遅い2月8日以降になる。

 共通テストは、昨年度までの大学入試センター試験に代わって今年度初めて行われ、第2日程も47都道府県に会場が設置される。要項によると、出願期間は今年9月28日~10月8日。浪人生は第1日程しか原則受けられないが、高3生は自ら日程を選ぶことができる。第2日程を選んだ場合は、校長が「学習が遅れた」と認めた場合という条件を付けた。

 両日程の試験間で得点調整はしない。第1日程の終了後、試験問題や配点は公表されるため、第2日程を受ける生徒は出題の傾向などを把握できる可能性がある。公平性について文部科学省の前田幸宣大学入試室長は「第2日程は学習が遅れた生徒が受けるのであり、既卒者も受ける第1日程とは受験者層が異なっている」と説明した。

 第2日程を病気などで受けられなかった受験生のため、来年2月13、14日に「特例追試」を行う。ただ、試験問題はセンター試験時代に作られたもので、共通テストの問題作成方針は反映されていない。試験時間や出題方法も一部異なる。センターの担当者は「共通テストと違う試験という前提で、大学に活用してほしい」とした。

 文科省は7月以降、試験会場や問題用紙を準備するため、第2日程を希望する生徒数などについて全国の高校に調査を行う。(伊藤和行)

■「不透明な日程で頑張ろうなん…

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