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 完全在宅勤務、オンライン会議、そして欧米流の「ジョブ型」雇用――。新型コロナウイルスの影響のなかで加速する働き方の変化に対し、空調大手ダイキン工業の井上礼之会長(85)は「待った」をかける。人と人の対面の価値を重視しながら、ジョブ型でも従来型でもない雇用の「第三の道」をめざすことが今後の強みになると主張する。そのわけとは何なのか?

拡大する写真・図版ダイキン工業の井上礼之会長=大阪市北区、滝沢美穂子撮影

 ――コロナ禍でも、フェース・トゥ・フェースの重要性を強調されています。

 「テレワークやウェブ会議が一気に広がりました。満員電車で通勤することに疑問を持った人も多いでしょう。欧米に比べ日本はウェブの活用で遅れているので、業務効率化の観点からも、そのためのツールを会社が社員に提供し、どんどん進めるべきです。整理された情報を広く効率的に伝えるには、オンラインに軍配が上がります」

 「一方だからこそ、対面の価値は今まで以上に増しています。感情や熱意、暗黙知や行間を読むこと、チームワークや人の能力育成といった高度なコミュニケーションは対面でなければ難しい。次世代の人材は、オンラインで頻繁に連絡を取りつつ、必要に応じて対面で深い対話をする使い分けのセンスが重要だと思います」

唯一、大化けするのがヒトです

 ――仕事の内容で従業員を採用する「ジョブ型」について、どう見ていますか。

ジョブ型は「注意が必要」と語る井上会長。日本企業の強みを発展させるための手立てを聞きました。

 「ジョブ型がもてはやされてい…

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