照屋健
拡大するプロバスケットボール選手の加納誠也さん(右)と大誠くん=本人提供
小さな体が、おもちゃのバスケットゴールにダンクシュートを決めた。背伸びをしてボールを押し込んでは、飽きずに何度も繰り返す。プロバスケットボール選手の加納誠也さん(31)は、動き回る長男の大誠くん(2)を見つめていた。
「パパ、パパ」
米国で活躍する八村塁選手のCMが流れると、息子はバンバンと机をたたき、ドリブルのようなしぐさもする。そんな様子に「おれがバスケ選手だってわかっているんだな」と思う。
身長196センチの自分のように大きく育ってほしいと願い、「大誠」と名付けた。バスケに興味を持ってくれるのはうれしい。でも、喜びだけではない。将来、他の子のように運動ができないことに落ち込まないだろうか――。
拡大する加納誠也さんの背番号41が入ったお守りを持つ大誠くん=本人提供
息子は重い心臓病をもって生ま…
この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
この記事は有料会員記事です。
残り:856文字/全文:1163文字
【1/25まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら
速報・新着ニュース
あわせて読みたい
PR注目情報
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
朝日新聞社会部