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 日本銀行は31日、2010年上半期の金融政策決定会合の議事録を公開した。前年11月に「デフレ」を宣言した民主党政権が、デフレ脱却に向けて「インフレ目標政策」の導入を改めて持ち出していた時期だ。議事録からは、当時の白川方明(まさあき)総裁らが政府の圧力に苦慮しつつ、金融緩和の効果の説明に腐心していた様子がうかがえる。

 当時の日本経済は、08年のリーマン・ショックに端を発する世界的な金融危機の影響から抜け出せずにいた。「デフレ宣言」に加え、1ドル=80円台まで円高が進み、日銀に新たな金融政策を求める声が強まっていた。

 その一つが、中央銀行が物価上昇率の具体的な目標を掲げて達成を目指す「インフレ目標」だ。10年4月の衆院財務金融委員会では、菅直人副総理兼財務相が「魅力的な政策だ」と述べるなど、民主党内から導入を求める声が出ていた。

 しかし、日銀では早い段階から…

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