[PR]

 調査会社のカナリスは30日、中国の華為技術(ファーウェイ)が4~6月にスマートフォンの四半期ベースの出荷台数で初めて世界首位に立ったと発表した。前年同期比5%減だったが5580万台を出荷した。新型コロナウイルスから回復した中国で8%伸びた一方、感染が広がる中国外での出荷は27%減だった。華為の中国依存が強まっている。

拡大する写真・図版華為技術(ファーウェイ)がバルセロナで開いた商品展示会には、多くの欧州の記者らが集まった=2020年2月24日、和気真也撮影

 2位の韓国サムスン電子は30%減の5370万台となって首位を陥落した。主要市場の米国、インド、欧州などでコロナ禍が続いているうえ、中国市場では地元勢に押されてシェアは1%に満たない。

 首位交代についてカナリスのアナリストは「新型コロナがなければ起こらなかった。華為は中国経済の回復を最大限利用した」とリポートの中でコメントしている。(北京=福田直之)