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 証券大手3社の2020年4~6月期決算が31日、出そろった。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う金融市場の変動で、海外を中心に投資家の動きが活発となり、各社とも増益だった。

 野村ホールディングスは純利益が前年同期比2・6倍の1425億円。海外部門は株、債券とも取引が好調で、税前利益が四半期で過去最高の642億円。東京・日本橋の再開発に伴う不動産譲渡などで711億円を利益計上した。

 大和証券グループ本社も同様に海外が好調。国内は対面営業の自粛で投信販売など個人向けが苦戦したものの、純利益は同9・2%増の175億円だった。

 SMBC日興証券は新株発行市場が振るわず手数料収入が減少。コロナ禍による営業縮小でコスト削減し、同27%増の64億円の純利益をあげた。(吉田拓史)