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 新型コロナウイルスによる感染症の予防ワクチンについて加藤勝信・厚生労働相は31日、米ファイザー社から国内向けに6千万人分の供給を受けることで基本合意したと発表した。開発に成功し、承認された場合、来年6月末までに日本に供給されるという。

 同社によると、ワクチンは1人につき2回接種する方法で開発されている。動物実験を終え、人に対する臨床試験(治験)が始まっている。米国やブラジルなどで18~85歳の最大約3万人に接種し、用法や用量を評価するという。治験が成功した場合、早ければ今年10月に米食品医薬品局(FDA)などの規制当局に承認申請をするという。

 日本国内での治験については決まっていない。加藤厚労相は「日本でも承認が必要になるため、ファイザー社と調整をしていきたい」と語った。(富田洸平)