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 コロナ禍に見舞われ学習に遅れが出た受験生に、入試の出題で特別な「配慮」をすべきか――。各大学の対応は、求める学生像や地域の感染状況などによって分かれた。受験生や高校は、ようやく入試全体の姿が固まりつつあることを歓迎する一方、より丁寧な説明を求めている。

 「高校の状況を調査し、遅れはほぼ解消されると判断した」。東京大は31日、入試担当の福田裕穂副学長らが記者会見を開き、個別試験の出題範囲で特別な配慮をしないと発表した。

 文部科学省や国立大学協会は配慮を強く要請しているが、福田副学長は「東大の入試問題は、細かい知識ではなく総合的な力を見るために、多岐にわたる知識を総合的に判断する問題なので、現在の状況でも受験生は対応できる」と説明した。通常、教室ごとに数十人が30分かけて受ける英語のリスニングについても、感染状況によっては閉め切った状況での「3密」を避けるため、最短で20分に縮めて行うことを検討しているとした。

 京都大も「特色ある入試や総合型・学校推薦型選抜と違い、一般選抜は学力試験。方針を大きく変えることが、受験生にとって良いとは必ずしも言えない」として変更しない。岩手大は「休校期間が比較的短かった岩手県や近隣からの受験生が6割強を占めている」と説明。大阪市立大や早稲田大、慶応義塾大や青山学院大、関西大、立命館大なども変更しないとした。

 「配慮」の内容は、大学ごとに多様だ。

 最も踏み込んだのが、大学に受…

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