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 和歌山県は31日、20代から80代の男女計8人が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。うち5人は、すでに複数の感染者が確認されている競輪場と介護事業所の関係者で、県はそれぞれ「クラスター(感染者集団)」として認定。県内の感染者数は、再陽性1人を含む延べ151人になった。

 県によると和歌山市の20代男性2人は、3人の競輪選手の感染が確認されている和歌山競輪場(和歌山市)の練習生。感染が確認されている選手と、24日と25日、換気が不十分な屋内で共に練習をしていた。

 和歌山市の40代男性は、すでに2人の感染が確認されていた介護事業所のヘルパー。県は事業所名を「はるす・訪問入浴サービス和歌山」(和歌山市)と公表した。事業所を利用した同市の80代男性、海南保健所管内の60代男性の感染も判明したが、いずれも無症状。

 御坊保健所管内の20代男性、和歌山市の20代女性、80代男性の感染も分かった。3人とも県外への訪問や、県外へ行った人との接触歴があるという。

 また、県は、21日に陽性が確認された50代男性について、新型コロナウイルスによる脳症を発症したと明らかにした。異常行動があったことなどから、30日に診断されたという。(藤野隆晃)

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 和歌山市は、大阪府在住で、市教育委員会の学校教育課に勤務する40代男性職員が感染したと発表した。男性は21日ごろから倦怠(けんたい)感があり、22日から勤務を休んでいた。30日に陽性が分かったが、職場での濃厚接触者はいなかった。職場の消毒は完了したという。